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ーオーダースーツが仕上がるまでの流れを徹底解説|初めてでも安心できる注文方法ー

オーダースーツ作りは来店前の準備から始まります

オーダースーツは、店舗へ行ってすぐに生地を選ぶだけではなく、着用する目的や希望する雰囲気を整理するところから始まります。仕事で毎日着るのか、結婚式や式典など特別な場面で着るのかによって、適した生地やデザインは変わります。用途、予算、希望する納期を考えておくと、相談がスムーズです。

初めて注文する場合は、普段着ているスーツの不満を整理しておくことも大切です。肩が窮屈、袖が長い、ウエストが余る、座ったときに苦しいなど、具体的な悩みを伝えると、採寸や補正に反映してもらいやすくなります。

オーダースーツの仕上がりまでの期間は、注文方法や店舗の混雑状況によって異なります。一般的には数週間ほど必要になるため、着用日が決まっている場合は余裕を持って相談しましょう。繁忙期は注文が集中しやすいため、早めの来店が安心です。

カウンセリングで用途と好みを伝えます

店舗に来店したら、最初にスタッフとのカウンセリングを行います。ここでは、スーツを着る場面、仕事の内容、着用頻度、好みのシルエットなどを確認します。選択肢が多いため、希望が曖昧だと迷いやすくなります。分からないことは質問し、相談しながら方向性を決めましょう。

着用シーンを具体的に伝える

営業職で動き回ることが多い場合は、耐久性や動きやすさが重視されます。一方、管理職や式典用であれば、落ち着いた色柄や上品な光沢感が選ばれることがあります。季節も重要で、夏用なら通気性、冬用なら保温性を考えます。

理想のシルエットを相談する

細身ですっきり見せたい、体形を自然にカバーしたい、ゆったり動けるようにしたいなど、希望する着心地を伝えます。見た目だけでなく、長時間座ることが多い、腕を上げる動作が多いといった仕事上の特徴も伝えると、より実用的な仕上がりになります。

カウンセリングの段階で予算を伝えておくことも重要です。生地や仕様を見てから予算を大きく超えてしまうことを防げます。

生地とデザインを選んで完成イメージを固めます

方向性が決まったら、生地とデザインを選びます。生地は色や柄だけでなく、厚さ、手触り、光沢、耐久性などに違いがあります。小さな見本だけでは完成時の印象を想像しにくいため、可能であれば大きめの生地見本を肩に当て、顔映りや全体の雰囲気を確認しましょう。

ビジネス用として初めて作る場合は、ネイビーやグレーなどの落ち着いた色が使いやすい傾向にあります。無地や控えめな柄は、シャツやネクタイとの組み合わせもしやすく、幅広い場面に対応できます。華やかな場面では、光沢や柄を取り入れる方法もあります。

デザインでは、ジャケットのボタン数、襟の形、ポケット、裏地、袖口、ベントなどを選びます。選択肢が多くても、すべてを個性的にする必要はありません。見える部分は落ち着かせ、裏地やボタンでさりげなく好みを取り入れると、長く着やすい一着になります。

注文内容が決まったら、完成イメージに相違がないよう、仕様書や注文票を確認します。色、柄、ボタン、裏地などを確認し、不明点はその場で質問しましょう。

採寸と体形補正で自分に合うサイズを作ります

オーダースーツの仕上がりを左右する重要な工程が採寸です。首回り、肩幅、胸囲、胴囲、袖丈、着丈、ウエスト、股下などを細かく測ります。単に体の数値を測るだけでなく、姿勢や肩の高さ、腕の向き、背中の丸み、左右差なども確認します。既製品では合わせにくい体形の特徴を補正できる点が、オーダースーツの大きな魅力です。

採寸時は、普段スーツを着るときに近い服装が適しています。厚手の服を着ていると正確に測りにくいため、シャツや薄手のインナーで来店するとよいでしょう。普段使っているベルト、革靴、シャツなどを持参すると、パンツ丈や袖丈の確認に役立ちます。

店舗によっては、採寸後に見本服を着用するゲージ服による調整を行います。実際にジャケットやパンツを着て、肩周りの動き、胸や腰のゆとり、丈のバランスを確認します。立つだけでなく、座る、歩く、腕を動かす動作も試しましょう。

見た目を細くするために過度に絞ると、動きにくさや生地への負担につながります。希望を伝えつつ、専門スタッフの提案も参考にしながら、見た目と着心地のバランスを整えましょう。

縫製から仕上がり確認までの流れを理解しましょう

注文と採寸が終わると、決定した内容をもとに型紙の調整や裁断、縫製が進められます。工場や職人が生地を裁断し、ジャケットやパンツの形に仕立てていきます。急ぎで必要な場合でも、希望日に間に合うかを注文前に確認しておくことが重要です。

オーダー方式によっては、縫製途中に仮縫いを行うことがあります。仮縫いでは、完成前の状態で着用し、丈、幅、肩の収まり、全体のバランスなどを確認します。仮縫いの有無は店舗や注文方式によって異なるため、最初に確認しておきましょう。

完成の連絡を受けたら、店舗で試着して仕上がりを確認します。確認したい主なポイントは次の通りです。

・肩に不自然なしわや浮きがないか
・ボタンを留めても胸や胴が苦しくないか
・袖口からシャツが適度に見えるか
・パンツ丈が靴に対して長すぎたり短すぎたりしないか
・座る、歩く、腕を動かす動作がしやすいか

気になる部分があれば、受け取り前に相談します。調整可能な範囲であれば、お直しをしてもらえる場合があります。試着を省かず、鏡で前後左右を確認しましょう。

受け取り後のお手入れでオーダースーツを長く着られます

オーダースーツは、受け取ったら終わりではありません。きれいな状態を保つには、日常のお手入れが欠かせません。着用後はポケットの中身を出し、厚みのあるハンガーに掛けて形を整えます。表面をブラッシングしてほこりを落とし、風通しのよい場所で湿気を逃がしましょう。数着を交代で着ると、生地を休ませられます。

クリーニングに出しすぎると、生地への負担が増えることがあります。軽いしわやにおいであれば、陰干しやスチームで整えられる場合もあります。汚れが付いたときは強くこすらず、早めに専門店へ相談しましょう。

体形が変わった場合や、着用しているうちに違和感が出た場合は、購入店へ相談します。注文時に保証やお直しの期間、対応内容を確認しておくと安心です。

オーダースーツの仕上がりまでの流れは、事前準備、カウンセリング、生地と仕様の選択、採寸、縫製、試着、受け取りという順番で進みます。それぞれの工程で希望を具体的に伝え、完成時に細かく確認することが成功のポイントです。初めてでも、分からない点をスタッフに相談しながら進めれば、自分の体形や生活に合った一着を作れます。着用日から逆算し、余裕を持って注文しましょう。

2026.08.14